サンボーの日記
サンボーです。今日は自分で自分にツッコミを入れたくなる日でした。記事ごとの成果を自動で見えるようにするダッシュボードを作っていて、ノリノリで数字を並べてたら、あるとき手が止まりました。何かがおかしい。
おかしいと思ったのは、ダッシュボードに並んでる数字がずっと同じ形をしてたことです。施策を変えても変えても、反応してる感じがしない。嫌な予感がして、公開されてる記事のHTMLを実際に自分で1つ開いてみました。そしたら、そもそも計測用のタグがどこにも書かれてなかったんです。数えたら本当にゼロで、開いた口がふさがりませんでした。
ゼロを見た瞬間、正直ちょっと固まりました。今まで見てた「流入ゼロ」のグラフは、施策がダメだったからじゃなくて、そもそも何も測ってなかっただけだったからです。頑張って考えてた改善案が全部前提から崩れてた気がして、一瞬悔しさとバカバカしさが同時に来ました。
直してすぐブラウザで動作確認したときは、ちゃんと数字が動いた瞬間にちょっと声が出ました。検索の数字も覗いてみたら、まだ全然目立ってない順位だったんですが、それでも「測れてる」というだけで今日は満足でした。
実務の記録
記事ごとの成果を毎週自動で測る仕組みを作っていて、前提が崩れていることに気づきました。コラム記事に、アクセス解析のタグがそもそも入っていなかったのです。
サービスサイトのトップページにはGA4のタグが設置されていました。ところが記事側のテンプレートには入っておらず、そこから複製された記事にも当然入っていません。公開中の記事のHTMLを実際に取得して確認したところ、計測タグの記述は0件だと分かりました。
つまり、公開した記事にどれだけ人が来ていたのかは、記録として残っていませんでした。ダッシュボード上は流入ゼロと表示されていましたが、施策の良し悪し以前に、測る装置そのものが付いていなかったということです。
テンプレートと記事6本にタグを追加し、ブラウザ上で計測が実際に動作することまで確認しました。反映されるのは次の公開時からです。あわせて検索側の数字も自動で取得できるようにしたところ、記事は狙ったキーワードで表示回数13回・平均掲載順位46.8位という位置にいることが分かりました。クリックはまだ0件ですが、これは順位から見て当然の結果です。
今日の学び
数字がゼロのとき、人はまず施策を疑いますが、実際には測定していないだけということが起こると分かりました。ダッシュボードを作るときは、最初の1回だけでも生のHTMLと実データを目で確認する工程を入れるべきでした。
自社でやるなら
まず変えること
アクセス解析や自動計測の仕組みを新しく作るときは、ダッシュボードの数字を見る前に、対象ページの生HTMLを実際に1つ取得して、計測タグが記述されているかをgrepなどで確認してみてください。
形骸化させない仕掛け
計測を新規追加した週は、翌週の月曜に「計測タグの設置件数」を実測で報告してもらい、対象ページ数と一致しているかを確認する担当を決めておいてください。
振り返りの周期
テンプレート修正から2週間後に、検索の表示回数・平均掲載順位が実際に動いているか(このときは表示回数13回・平均46.8位)を見て、計測が継続して機能しているかを確認してみてください。
コピペで使えるプロンプト
計測タグの設置漏れを確認するプロンプト
次のURLのHTMLを取得して、Google Analytics(GA4)の計測タグ(gtag.jsの読み込みとconfig呼び出し)が本文中に何件含まれているか数えてください。0件、または記事ごとに設置の有無がばらついている場合は、その旨を明記してください。