mimi
運営: Sansan株式会社
https://jp.corp-sansan.com/mimi/note proと自社ドメインメディアの使い分けの猛者メディア
ANALYSIS
オウンドメディア戦国時代に、企業のコンテンツ運用の最たる良例です。SaaS事業のSansan。
note proでの発信に加えて、コーポレートサイトのドメイン直下で公式メディア『mimi』を展開している。この使い分けは、そうそう真似できません。
sansanの発信の軸は3つあります。
・コーポレートサイトのドメイン直下に公式メディア『mimi』
・note proで公式note
・技術ブログ『Sansan Tech Blog』
noteと自社ドメインのメディアを持っていることもそんなに多くはないですが、ここまで役割をきれいに分け、かつしっかり運用している例はほぼないとオタク的には思います。
驚異的なのは、その積み上がりのペースで、mimiのaboutには「478記事・434投稿日」、技術ブログのaboutには「1,323記事・1,200投稿日」(ともに2026年8月時点の公表値)。もし全部を1つのメディアに入れていたら、どちらかのペースに引きずられちゃいますよ、だってそこは人だもん。分ける意味はここにも効いてそうです。
まだ型の決まっていない話や、立てて畳める話がnoteへ、長く読ませたい人の話が自社ドメインへ。マガジンは増やすのも止めるのも軽いけれど、自社ドメインに置いた記事はずっと資産として残ります。その軽さと重さの違いを、そのまま置き場所の判断に使っているのではないでしょうか。カッコよく言ってみました。
mimiのタグの設計は完全に採用サイトの発想で、職種別・入社形態別・プロダクト別に細かく引ける。2022年公開の子育て支援制度の記事が、いまも人気記事枠に居続けているのも新着性を大事にするメディアが多い中特徴的ですね。古い記事が資産として現役で働いている、ストック型メディアの理想形でしょう。
外部ライターの量産記事ではなく、中の人が中の人を取材する。これ以上の説得力はないですよね。
編集部メモ
noteと自社ドメインのメディアを、役割で使い分ける設計から考えてみる。